ブランディングのオムニモスーク

VI/ビジュアルアイデンティティについて:デザイン【関係】

さて、デザインにおける関係についてお話したいと思います。

関係というものは日本人がとても大切にしている、「間/ま」や「関係性」そのものと言えます。

例えば、何かのポスターを見たとします。そのポスターには、大きな文字と男性の写真があるとします。

文字と写真の関係性、そして、その2つが語る物語と人との関係性、また文字と写真以外の空間、ポスターと人の間に存在する空間。

実はデザイナーというものは、これらを意識的に計算しています。

ポスターと人の距離が5メートルくらいだから、文字の大きさはこれくらいが最小のサイズだなと。

デザインには、このような人との関係が非常に重要な要素となっています。

例えば、会社の未来をデザインするとか、事業をデザインするとか考える際は、会社や事業と何かの関係性を考えるということにも繋がります。

それは、従業員との関係かもしれませんし、お客様との関係かもしれません。

また、資本との関係かもしれません。

それらの関係性を設計していくことも大きな枠組みでデザインと呼ぶことができるのです。

人は潜在的に、気づかないうちに何かに影響を受けています。

それは建物や五感を刺激する他の何かかもしれません。

デザインにはこの関係ということが意図的に盛り込まれていることを知ると、自分自身で決めていると思っていることは実はほんの僅かなことであって、実は何かしらの力によって決めさせられていると考えることもできるのです。

そこをうまくついたのが、デザインであり、これから語るVI/ビジュアルアイデンティティなのです。

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