ブランディングのオムニモスーク

消費者インサイト:5つ目は、時間軸上の感情をリフレーミングします。

さて、これまでご覧いただいたように、消費者インサイトを見抜くというのは、とても幅の広い意味合いだということが伝わっているかと思います。

時間軸の感情のリフレーミングもそのうちの一つになります。

消費者インサイトの過去と今の気持ちをリフレーミングします。

例えば、ダイエット。

過去のわたしはダイエットに失敗してしまって、自分に自身が持てません。

何度も何度もチャレンジしても結果的にうまくいかないし、自分で自分のことを否定してしまっている。

そんな状態は多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。

普通にリフレーミングしてみると、食べる量を減らしてみようとか、カロリーの少ない食事にしようとか、運動をしようとかって発想になるでしょう。

でも今回は違うんです。

現象的には太っているし、物理的に食べる量や内容を変えると痩せると思ってしまうかもしれません。

ここでのリフレーミングは、過去の自分を否定している、つまり自分の生きてきた時間を否定しているのです。

ですので、今回の正しいリフレーミングは、頑張ってきたことを褒めてあげる、が正解となります。

自分自身を全肯定するということがダイエットに失敗した方にはもっとも大事なことだと思います。

早起きもそう、マラソンもそうですね。

やろうと思ってできないことで自分を批判するのではなく、自分自身を100%肯定することがいいリフレーミングになります。

もしあなたがブランド商品を提供したいとしたならば、そうですね…、それが例えばダイエット食品とします。

食品だけでブランディングを行うのではなく、日めくりカレンダーもセットになっていて、ダイエットがうまく行こうが行くまいが100%褒めちぎるメッセージを提供することで、本人が自分を100%肯定することからスタートしてあげるといいのだと思います。

食品を販売するという視点から、ダイエットをサポートするためにあなたができることを考える。

その温かみが消費者の感情を組んであげる源泉になるのです。

もちろん食品は質の高いものでなければならないと思いますが、提供価値を考えるとダイエット食品を販売するのではなく、褒めてくれるあなたの心を提供すると消費者の感情に響くことでしょう。

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