ブランディングのオムニモスーク

消費者インサイト:ネガティブをポジティブにリフレーミングする。

3つ目は、消費者のネガティブな思いをポジティブにリフレーミングさせることです。

私がニューヨークに住んでいた時、友人の女性が親の介護でとても疲れていて、母親がわがままとか、言うことを聞いてくれないとか不満を募らせていました。

彼女はとても一生懸命母親の面倒を見ているにも関わらず、その頑張りが報われていないようでした。

わたしは当時からネガティブをポジティブにするリフレーミングを行っていたので、「You love your mother(お母さんを愛しているんですね)」と肯定してあげると、彼女は急に大声を上げて泣き出してしまいました。

そして、ハグしてくれて、「You are sweet(あなたは優しいのね)」と言ってくれました。

また別のお話です。お笑いタレントの女性においくつになったんですか?と司会者が尋ねると「45カラット」とダイヤの単位にリフレーミングしていました。

これもネガティブをポジティブに変えた良い事例です。

大事なことは、ネガティブな事実は真実ではないということ。

人の視点によって事実はいくらでも変化するということです。

もしあなたが電車の移動時間にネガティブな印象を持っているとします。

つまり、移動に1時間も時間がかかると。

ニューヨークの電車の中は、いろんなパフォーマーがいて、電車の中で音楽を奏でたりダンスを踊ったりしています。

彼らはチップをもらうためにパフォーマンスをやっているのですが、日本の電車の中でもパフォーマーを雇って、電車のネガティブな時間をポジティブな時間に帰ることができないのかなと考えたりできます。

法規制などもあるかもしれませんが、ネガティブをポジティブにリフレーミングするという意味で面白いと思います。

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