ブランディングのオムニモスーク

■ターゲティングとは、他を捨てるということ

事業において、絞り込むという事をよく耳にするかもしれません。

ニーズの多様化により、以前のようなマスマーケティングのやり方では、顧客にメッセージが届かなくなったことが理由ですが、中小企業においては、特にマーケットやターゲットを絞り込んでいかなければ、事業の優位性を得ることはできません。

絞り込むということは、他の顧客層を捨てるということです。

この「捨てる」ということがなかなか困難であるようです。

よく例えに挙げるのですが、ハイブランドのコアターゲットは、まさにモデルのような方々をイメージできると思います。

時に洋館で、時に海岸で、彼らはきれいに洋服を着こなしています。

しかし、店頭で商品を購入するのは、アジア人ですね。

この2つの人物像は実はブランディングにおいては、意味合いが違います。

ブランディングにおいては、普通の消費者がモデルになるようなことはありません。

ハイブランドの企業は、きれいなモデルをブランドターゲットとしていますが、マーケッティングターゲットは普通のどこにでもいる一般人なのです。

どこにでもいる一般人がコアターゲットとなってしまうと、ブランドへの憧れが落ちてしまって、商品は購入されなくなってしまいます。

大変雑な表現をしていますが、ターゲットを絞るというのは、このブランドを表現できる、またさらに高いブランド価値を作ることができるというものでなければなりません。

ターゲットを絞ることの意味がご理解いただけましたでしょうか。

この場合であれば、普通の一般人を捨てるということです。

誰にでも購入してもらいたい気持ちを抑えて、ブランドを高めるためにターゲットを絞ることは、結果的に消費行動を促すことができるのです。

この点がターゲティングのテクニックになります。

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