ブランディングのオムニモスーク

・地理的変数によるセグメンテーション(ジオグラフィック変数)について

まずは、地理的変数についてですが、項目を決めることから始めます。

地理的変数というものは、地域的なことに起因するセグメントになります。

簡単な例で言えば、コンビニエンスストアでは、地域によっておいている商品が異なったり、おでんの出汁を変えてみたり地域の特性に合わせて提供する商品・サービスを変更しています。

また居酒屋などで競合他社と同じエリアだけれども、駅から近い・遠いによって店舗の規模を変えたり、価格を変えたりと特長を出しているのは、そのような地理的背景もあるかもしれません。

そのため、世界の地域、日本の地域、地方、市町村、人口規模、人口密度、駅からの距離、気候、都市部、郊外、文化、宗教、経済状況などが切り口として考えられます。

昨今は、これらにオンライン、オフラインという切り口も考えていけるのではないかと思います。

日本の地域でも、オンラインかオフラインかという判断が当然あるわけで、ネット通販で東京をターゲットにするということがマーケティングにおいて可能になっているので、どんな切り口をもたせるかの1つの切り口になろうかと思います。

さて、上記に挙げたものでセグメンテーションを解説できているのではなく、その切り口をどう細かくセグメントするかを考えてみたいと思います。

例えば、日本の地域という切り口であれば、関東/関西/四国…だったり、東京/名古屋/千葉…だったり、まずはこれらのエリアを一覧にしてみてください。

駅からの距離であれば、100m圏内/100-500m/500m-3km…という具合に、都市部か郊外かであればどちらかがセグメントになろうかと思います。

宗教であれば、仏教/神道/イスラム教/キリスト教…という具合にセグメントを一覧にすることがセグメンテーションです。

この段階では、決めていく作業ではなく、リストにする作業といったほうがわかりやすいことと思います。

決めていくことで、後々のターゲティングやポジショニング、さらにはペルソナ設定時に詳細に欠けるものになってしまいます。

それは、つまりは穴埋め作業になり、いずれ廃れていく運命をたどります。

そして、企業ごとに、業界ごとに、商品・サービスごとにこれらの切り口とセグメント一覧は異なります。

大事なことはこのセグメンテーションの段階では、なるべく白紙で発想を豊かにして考えてみることをおすすめします。

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