ブランディングのオムニモスーク

業界内の競争

業界内の競争とは、直接競合と言われる方々であり、業界の利益のシェアをどれだけ奪われるかを知るためのものです。

例え、どんなに売上も利益も上げやすい業界だったとしても、業界内の競争がどれだけ激しいかによってその取り分を押し下げる結果となってしまいます。

競合他社が多く、またすでにシェアを持っている会社が競合となってしまうとどうしても自社のシェア分が少なくなってしまうことはご理解いただけるのではないでしょうか。

・業界内の競争1:直接競合の企業数

同じ業界において、企業の数が多ければ多いほど、当然あなたの商品サービスは埋もれてしまう可能性が出てきます。

その結果あなたの会社の利益が少なくなってしまいます。

仮にマーケットが拡大しているのであっても、その分企業は増えてきますし、あなたの会社がお客の立場からすれば選択肢の一つでしかなくなります。

・業界内の競争2:固定費の高さ

あなたが参入しようとしている業界において、一般的に固定費が高い場合、業界内の競争は激しくなることが考えられます。

固定費が高くなるということは、例えば工場などの設備投資や大規模なシステム導入による資産の減価償却費などが考えられます。

会社の利益を生み出すためには、固定費をどれだけ抑えることができるかが重要です。

それは、営業利益というものは固定費を上回った分であるためです。

固定費がどれだけかかっても固定的にかかってしまう経費であるため、販売数量が相応に成長しなければ会社に利益を生み出すことは困難になります。

販売数量や販売単価を向上させるためには、競合他社がどれだけ多いか少ないかも関与しているため、その価格が比較されることによりあなたの会社の取り分が圧縮されることが予測されます。

・業界内の競争3:撤退障壁

あなたの参入しようとしている業界が撤退障壁が高いことも検討しなければなりません。

徹底障壁が高いという意味は、赤字経営のまま走ってしまうという危険を持ち合わせています。

一つは巨額の投資をした場合、もう一つは社会的な要望によって徹底できない場合です。

前者は多額の投資回収ができず撤退ができない場合で、いわゆる後に引けない状態になってしまった場合です。

後者は、社会的な立場などにより、撤退した場合に大きな影響力を与えてしまう場合です。

破綻したJALのような大きな会社が社会に与えた影響力というのはご存知のとおりです。

規模の大小ではなく社会的に影響を与える立場の方が撤退するという状況になると批判の的となることは免れることができないでしょう。

巨額の投資を行うことが必要であったり、社会的責任が求められる業界において徹底ができず赤字を持続させてしまうことになれば、企業にとっては利益が目減りしてしまうことがあることを理解していなければなりません。

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