ブランディングのオムニモスーク

ファイブフォース分析の活用手順

ここまでファイブフォース分析について解説してきましたが、そうは言っても使えないという人がほとんどではないでしょうか。

大事なことはしっかりと分析する力を持つことです。

5つの競争要因を理解した後は、それぞれを分析し企業活動に生かすことだと考えています。

当然業界によって環境は異なるので、できるだけ理解しやすく解説していきます。

・買い手の交渉力

買い手の交渉力とは、あなたが参入しようとしている業界において「販売単価の下落」と「販売数量の減少」という力学が存在するということです。

・買い手の交渉力1:受給バランスについて

あなたが参入しようとしてる業界において、商品・サービスが十分に市場のニーズを満たしているのであれば、供給量が多いということを意味し、すでに市場は成熟していることを理解しなければなりません。

つまり、一般的に言えば、新規需要よりもリピート需要のほうが高いことが想定され、市場が成長している時期よりも「販売単価の下落」と「販売数量の減少」という力学が働くと予測できます。

リピート需要が新規需要よりも高いということは、限られたマーケットの中からシェアを奪うという選択をしなければならず、参入する会社は大きな労力も伴うことでしょう。

携帯電話市場においてはどうでしょうか。

すでにドコモ、AU、ソフトバンクという列強の中に、ワイモバイルや楽天が参入してきましたが、金額を落としてユーザーを獲得しており、販売単価は元々低く、販売数量も3強に到底及ばない。

そういう環境においても参入するにはそれ相応の理由があるのでしょうが、飽和状態という中では、買い手の交渉力が力関係では上であるということになります。

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