ブランディングのオムニモスーク

新規参入と代替品の脅威

・新規参入の脅威

新規参入の脅威とは、その業界における新規参入の障壁の低さです。

新規参入の障壁が低ければ、「儲かりそう」と思った誰もが参入を試みようとするわけです。

規制緩和や特許が切れたりすると新たな事業者が参入してくるのは、それまでが参入障壁が高く守られていたために新規参入がこんなんだと考えられます。

新規参入が増えてくれば、当然そのマーケットのシェアの奪い合いになってしまい、利益を押し下げる結果になると予測できます。

結果的にあなたにとってその業界は脅威の度合いが増すことになります。

・代替品の脅威

代替品の脅威とは、あなたの商品サービスのバリュープロポジション(提供価値)が他の商品に取って代わられる脅威のことを指します。

例えば、電車の提供価値の代替品としては、自動車やバスが上げられます。

それは電車の「移動」という提供価値が上げられます。

同じ地点から別の同じ地点へ移動する場合に、その「移動」という手段が他の移動手段によってニーズを満たすことができます。

同様に書籍の代替品としては、インターネットの記事というものがこれほどまでに普及し、また電子書籍というフォーマットが生まれたことにより書籍の発行部数は以前よりも落ちたということも同じ理由からだと考えられます。

もしあなたが参入しようとしているマーケットにおいてパワフルな代替品が存在するのであれば、あなたの商品サービスが顧客に受け入れられ利益を生み出すことは簡単ではないと考えられます。

結果、そのマーケットへの参入は再考する必要があると考える人もおられるのではないでしょうか。

ここまでご覧いただいたとおりですが、縦軸が業界における利益獲得のためのロジックとなっています。

参入時に、業界内の競争、新規参入の脅威、代替品の脅威との力関係において、あなたが利益をどれだけ容易に生み出せるかはぜひ分析いただきたいと思います。

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