ブランディングのオムニモスーク

知覚品質とは?品質と知覚品質の溝が企業の成長を止める?

ある経済学者によると、知覚品質の差によってROIは2倍変わると言われています。

知覚品質で下位20%に属するビジネスは平均してROI約17%であるのに対して、上位20%に属するビジネスでは、ほぼ2倍のROIが得られているそうです。

さて、あなたは知覚品質というものをご存知ですか?

知覚品質とは、消費者が知覚している物やサービスに対する品質であり、単なる機能的なものだけでありません。

企業側が考える品質と消費者側が感じている品質には差が生じており、知覚品質とは消費者が客観的に無意識で認識している品質を意味します。

企業側はマーケティング・ブランディングのプロフェッショナルがあれこれ考えて、ブランディングに取り組んでいます。

ところが消費者からすれば、そのようなプロフェッショナルの目線は持っていないために、明らかにギャップが生じてしまいます。

そこで企業が消費者とのギャップを無視したまま事業を進めていくと、お互いに理解が深まらないため、事業がうまくいくはずありません。

さて、あなたはランボルギーニという車についてはどのように印象を持っていらっしゃいますか?

きっと、品質が高いといったキーワードが上がってくるのではないでしょうか。

しかし、ランボルギーニのインテリアやエンジン性能、装備などについてご存じの方はほとんどいないでしょう。

ただ、品質は高いだろうという認識以外には詳しくご存じないのではないでしょうか。

これが企業側が考える品質と消費者側の知覚品質のギャップです。

あなたのブランドはいかがでしょうか。

自社のブランドの品質は優れていると考えていても、「消費者がどのように感じるか」というその知覚品質が低ければ、購入に至ることはありません。

ブランドの大切さが謳われる以前は、品質がよければ売れると多くの方が考えていたのではないでしょうか。

しかし、消費者の立場からすると、消費者が知覚している品質が納得できなければ、購入には至りません。

ブランドを構築する上でも大切な考え方ですので、ぜひ記憶にとどめていただきたいと思います。

知覚品質とは消費者が感じている品質であり、消費者を購入までモチベートするスイッチにもなり得るものです。

ぜひブランドを高めるために消費者の知覚品質を意識していただけるとよろしいかと思います。

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