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ブランド戦略の狙いと効果:9、従業員のファン化

企業が経営を良くして、上場を目指す理由の1つに従業員がもっと会社を誇りに思ってほしいからという答えを耳にします。

経営者は従業員が本当に会社を好きになってもらいたいと思っているし、従業員もその期待に応えようと一生懸命してごとをしてくれます。

会社が上場するというのは、1つのブランド価値を高めるためには決定的な手段であり、多くの注目と信用を集めることができるようになります。

ここでは読者に上場を促したいのではなく、このような明らかな環境の変化を生み出すことは確かにブランドに貢献するでしょう。

しかし、すべての会社が上場できるということはなく、従業員がもっと働きやすい環境を整えたり、仕事への喜びを感じることができるようになれば自ずと会社のことを大事に思ってくれるようになるはずです。

ブランド戦略はまさにそうで、会社のブランドを高めるということはあくまで結果であり、そのプロセスには会社の経営を良くして、良い商品を生み出し、世の中により良い価値を提供しなければなりません。

そのプロセスの中に従業員さんのやりがい、同僚との絆、商品への愛情など全ての活動が従業員さんの愛着心を育んでいきます。

その最も重要な前提となるものは、会社の考え方と在り方です。

会社の目的がお金儲けのためであれば、従業員さんは疲弊していきます。

しかし、会社の存在は従業員の幸福のためとなれば、従業員は仕事に励んでいくことができるでしょう。

経営者自身も哲学として従業員さんを大切にすると謳っていたとしても上限はないわけですから、哲学を高め続けることに向き合わなければなりません。

不況も来ます。

想像もし得ない災害に見舞われることもあるかも知れません。

資金繰りが大変な時期もあるかも知れません。

どんなときでも従業員を大事にするという哲学が行動に現れており、周りからの理解を得られているのであれば、会社は自ずとブランドを高めていけるのではないでしょうか。

文章で説明することと、会社の現状では、全く異なります。

多くの会社のブランドを高めるということが従業員さんの支持を得て、事業を成長させていけることを願っています。

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