ブランディングのオムニモスーク

ブランド戦略とは:ブランド戦略の役割

あなたの部下や上司は、ブランド戦略をどのように捉えているでしょうか。

・ブランド戦略は大手や高級ブランドにしかできないことで、自分たちにブランドは関係しない。
・いい商品を作りさえすれば、ブランド戦略などは必要ない。
・ブランド戦略はマーケティングのことであり、多額の予算が必要である。

私は広告業界・コンサルティング業界において20年以上の経験を積んできました。

当時は、制作現場一本だったため、明確な定義も持ち合わせていなければ、上記の通り大手や高級ブランドのことをブランドと呼んでいました。

ニューヨークでビジネスを行うことになった2013年からブランドに対する概念が変わってきました。

ブランド戦略とは、マーケティング活動よりも高次元の戦略であり、同時にマーケティング活動の司令塔的な存在でもあります。

マーケティングの権威フィリップ・コトラーは以下のように語ります。

「マーケティングの技術はブランド構築の技術そのものである。もし、あなたが提供しているものがブランドでなければ、それはコモディティにしかすぎない。そしてコモディティの世界では価格こそがすべてであり、低コストの生産者が唯一の勝者となる」

つまりブランド戦略はマーケティングの上位概念ということがご理解いただけるのではないでしょうか。

ブランド戦略はブランドを強化するための企てのことであり、それ以上でもそれ以下でも有りません。

ブランドを活かしどのように戦場で戦い、生き残っていくか、それこそが企てであり、ブランド戦略となります。

そのためブランド戦略とはまさに差別化戦略のことであり、ブランドプロポジションを強化し競合他社がシェアを持っていないマーケットでどのように消費者のマインドシェアを奪うかを企てることそのものと言えます。

変な日本語になるかも知れませんが、「ブランドの差別化を企て(ブランド戦略)、実現させる(ブランディング)」。

回りくどい表現になりましたが、ブランド戦略はそのような意味合いとなり、ライバル企業の中に埋もれないための戦略と言えます。

つまり、ブランド戦略が確立して戦略が実現すると、あなたの商品・サービスが際立ってターゲットに見つけてもらいやすくなるという利点が生まれます。

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