ブランディングのオムニモスーク

ブランドとは:ブランドの意味とブランディングのステップ1

改めてブランドについてみなさんと共有したいと思います。

日本は海外からのブランド商品が入ってきたことが理由で、ブランド=高級品という認識があるのではないかと思います。

そのためブランドやブランディングという言葉が誤って認識されていることを私は感じています。

また抽象的な概念であるために、ロゴマークを作ることがブランディングであるとも考えられる企業も多いのではないでしょうか。

認知度が高いこと=ブランドであると、そしてブランディング=高い広告料を払わなければならないと考えている人も多いかも知れません。

これらはブランディングの一部であるかも知れませんが、すべての会社がこれらに当てはまるとは言い切れません。

ブランドとは何だろうか?:ブランドの語源

Keller (2013)はブランドの語源を「焼印をつける“brandr”」から派生したと言っています。

burnedが語源という記事をあちこちで見ることがありますが、それらは誤った認識となりますのでご注意ください。

時系列で確認すると、brandが商標という意味で使われるようになったのは1827年以降であり、brandを焼きごてという意味で使用されるようになったのは1828年です。

つまり年代が前後するため、焼きごてをbrandの語源とすることは不可能であり、焼印をつける“brandr”がもっとも信憑性が高い語源であるといえます。

ブランドとは何だろうか?:アメリカマーケティング協会による意味

アメリカ・マーケティング協会の定義によれば、「ブランドとはある売り手あるいは売り手の集団の製品およびサービスを識別し、競合他社の製品およびサービスと差別化することを意図した名称、言葉、シンボル、デザイン、あるいはその組み合わせ」といわれています。

しかし、これはブランド要素というものであり、著者がお伝えしたいブランドの定義ではありません。

誤った定義であるだけではなく、「名称」「シンボル」「デザイン」などが羅列することから、結局は見た目のロゴマーク、パッケージデザインや販促ツールといった手法のことをブランディングであると認識させてしまいかねません。

ここでは、当社で考えているブランドの定義は「商品・企業・組織に関して顧客が持ちうる知識・感情・認知システムの総称」としておきたいと思います。

つまり、「顧客の中に存在する感情を伴った商品・サービス・企業に対する心象」と言えるのではないでしょうか。

認知システムとは、外界の情報を知覚し、それを意味あるものとして解釈する身体システムのことであり、いいとか悪いとかの評価でもあり、人の頭や心の中に存在します。

いかがだったでしょうか。今回は、もう少しブランドやブランディングといったものについてベースとなる情報をお知らせしました。

引き続き、もう少し理解を深めていけるようにお伝えしていきたいと思います。

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