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強いブランドを作るためのBI/ブランドアイデンティティとは6

ブランドビジョン4:ブランドが具体的に提供するもの(機能的価値)

こちらは以前にもお伝えした機能的な価値になります。

ユニクロであれば、リーズナブルで高機能な機能的価値を提供していますし、いろはすであれば、きれいなお水を提供しています。

改めて機能的な価値を設定することは消費者とのコミュニケーションにおいて、明確にしておく必要があります。

機能的な価値というものは差別化が難しいかも知れないと考える方も多いかも知れませんが、ブランディングにおいて、起業にとって「価値とは創造し続けるもの」であるといえるため、機能的価値を高め続けることも1つの戦略になりえます。

その代表例として、ユニクロのヒートテックが上げられるのではないでしょうか。

一般的な下着でも暖かさという機能を追求することを諦めなかったことで圧倒的にブランド価値を高めた事例です。

海外には同様の商品は存在しません。ユニクロのヒートテックはニューヨークでも非常に売れています。

ブランドビジョン5:喜んでもらいたい人の価値観(ターゲット価値観)

ここでお伝えすべきことは、ターゲット価値観です。

ターゲットとは、STP分析やペルソナ設定で明確にしていきますが、その中でも特にターゲットの価値観というものを考えてみていただきたいと思います。

それは、ターゲットが商品・サービスに対してどれだけの熱量を持っているかを知ることを狙いとしています。

ルイ・ヴィトンが王室などのセレブリティをターゲットと設定していることが、結果的に一般の消費者の憧れを生み出し、ブランド価値を高めているのだと思います。

王室やセレブリティを満足させるだけの商品やブランドを高めるその活動や考え方こそがブランドの根幹にあると私は考えています。

ブランドビジョン6:ターゲットがいだく喜び(情緒的価値)

先程ユニクロといろはすを例に上げました。

ユニクロは機能的価値を圧倒的に高めましたが、いろはすは飲料水において情緒的価値を高めることが出来ました。

それは、いろはすが発売されるまではお水は生産地がブランドになっていました。六甲のおいしい水、富士山のバナジウム天然水などなど。

いろはすは産地ではなくペットボトルの回収スタイルがエコにいいというプロモーションを行いました。

人々は喉を潤すだけではなく、環境にもいいことをしているという貢献欲求を満たすことが出来ました。

その結果、他のお水との差別化を実現しました。

ここで1つ加えておくことは、情緒的価値や機能的価値を追求することは、現場で働く社員さんにとっても価値を意識づけすることで仕事への喜びを生み出すことが出来ることです。

その大切な一端を担えているということは現場で働く従業員さん自身のブランドを高めることにも役立ちます。

ブランドビジョン7:ブランドとターゲットが築くべき関係性(関係性)

ブランディングの目指すゴールというものは、お客様のファン化です。

ファンとなったお客様がブランドをさらに高めてくれる存在になってもらえます。

お客様にもブランドの理解を図り、そのための情報を伝達していき、顧客接点時にプラスの印象を持っていただけるように、ブランド戦略としての経営哲学を従業員に浸透させていく。

その一貫性が大変重要なこととなのですが、目指すべきはお客様と一緒にブランドを高めていくことですので、ひとりひとりのお客様を幸福にするという意識を高めていく会社を目指していいただきたいと思います。

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