ブランディングのオムニモスーク

マーケティングとブランディングの違いについて**

マーケティングとブランディングの違い「起点」

マーケティングとブランディングの違いはその着想の起点が異なります。

・マーケティング:自社の商品・サービスをどのように顧客に購入してもらうか?その仕組をどうするか?

・ブランディング:消費者にどうやって感情移入してもらい、ファンになってもらうか?どのように理想の関係を構築していくか?_

マーケティングは企業視点、ブランディングは顧客視点であることは、何度も強調してきました。

消費者が理想の自分を表現できるような商品・サービスを創造し、なおかつ、その商品・サービスが消費者の理想の自分を表現できると感情移入させることが大事です。ここがミソです。

何度もお伝えしますが、ブランドはどこに存在するかというと頭や心の中に、像や感情として存在します。

ブランディングはそれらにダイレクトに影響を与えられるように取り組んでいく必要があります。

マーケティングとブランディングの違い「消費者とは」

当サイトにおける消費者とは、顧客、生活者、ターゲット、企業、ヒトなどざまざまな意味合いをもたせています。

大切なことは、消費者(購入する人・企業)はヒトであるということ。

デザイン思考でも起点は人ということをその中心に据えていますが、感情を持ったヒトは必ずしも企業が思う通りに行動してくれるとは限りません。

だからこそ、マーケティングとブランディングの違いをしっかりと理解しておきましょう。

・マーケティング:自社の商品・サービスが他社よりも優れていれば、消費者に選んでもらえる。

・ブランディング:商品・サービスの優位性に加え、前向きな感情を高めることで消費者に選んでもらえる。

人間の脳というものは、3層構造になっています。外から人間脳、哺乳類脳、爬虫類脳という構造になっています。

脳の外から中心に向けて、理性、感情、本能となっています。

人間はどんなに理性で考えていても、やはり動物的な部分があり、結果消費行動に大きな影響を与えています。

消費者の視点でシンプルに考えると、好きなものにはたくさんお金を使うし、興味のないものにはお金を払うことはありません。

マーケティングとブランディングの違いについて言えば、消費者の感情というものに目を向けているか向けていないかの違いといえます。

つまり、消費者が求めているものは、機能や実質的な価値だけではないということがご理解いただけると思います。

マーケティングとブランディングの違い「マーケットについて」

マーケットというものの捉え方も両者には違いがあるといえます。

・マーケティング:自社の商品・サービスが他社よりも優れており、効果的な販売促進活動でシェアを高めることができる。

・ブランディング:モノが溢れている社会において、消費者に選択される商品・サービスになるためには、消費者のインサイトを理解し、マーケットを創造していかなければならない。

モノが溢れている時代と言われている昨今、顕在化しているニーズを満たすにはすでに競合他社が存在しており、なかなか参入してシェアを獲得するということは簡単とはいえないでしょう。

新たな商品・サービスで市場を想像することでシェアを生み出している会社は、顧客の行動心理や消費者心理/インサイトというもの深く理解しようとしています。

顕在化していないニーズを、顧客を観察することによって見出しているわけです。その手段としてエスノグラフィという調査方法も大変有効であると言われています。

やはり先駆者利益というものは数字以上にブランディングに影響するでしょう。

ブランディングは消費者から新たなシーズを発見し、マーケットを創造することが大変重要なことで、そのような商品・サービスを生み出す事業構想力が求められています。

-->