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ブランディングの事例*****

6、ハーレーダビッドソンのブランディング

名実ともにバイク業界で知らない人はいないだろうと感じさせるハーレダビッドソン。

国内輸入バイク市場において2位のBMWとは圧倒的な差をつけています。ファンからの愛され方はハンパない。

ハーレーダビッドソンとタトゥーを入れるほどの愛用者も存在します。その強力なブランドはどのように構築されたのか。

ハーレーの魅力としてよく挙げられるのが、創設以来改良が重ねられてきたエンジンですね。

実際にハーレーのエンジン音を間近で体感すると、他の大型バイクでは感じられないような圧力と弾けるような躍動感を感じます。

ところが日本での販売は当初なかなかうまく行かなかったそうです。

そこで正規販売店の改革から始まり、その資格と考え方を最も重要視しました。ディーラー、顧客、ハーレー社との共存を実現しなければならないというもので、賛同できなければディーラーになれないというものでした。

まずは、ハーレー社自身が、年に2回『ディーラー・ガイドブック』という冊子を全国の正規販売店向けに発行しました。

本誌には全店、全従業員を名前、写真入りで掲載しし、またディーラー従業員の誕生日や結婚記念日には本社から直接グリーティングカードと花束を贈呈されたそうです。

営業成績に関しても、月間新記録、年間新記録を達成したものには表彰を行う等、イベントの拡充にも力をいれました。

ハーレー社はディーラーを「ファミリー」と呼び、関係性の強化に取り組んだそうです。

ハーレーオーナーズグループは、ハーレー社が認めた巨大組織であり、3.5万人の会員がいます。

そこでは、コミュニティが形成され、ツーリング、チャリティなどの活動が自主的に開催されています。

ハーレー愛好家は、オンラインで自らカスタムをシェアする方も多く、今の時代でいう拡散が結果的に起こっています。

商品の独自のこだわりと人材の考え方、それこそがハーレーのブランディングが成功した源泉だということです。

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