ブランディングの事例****

5、シーブリーズのブランディング

あなたは、シーブリーズと聞いてどのようなイメージをお持ちですか?もう夏は近いので、今日はシーブリーズをピックアップします。

資生堂が展開するシーブリーズは、ボディケアという製品ブランドですね。新しい事例とは決して言えませんが、以前は20代から30代の男性市場がターゲットでした。

私も当時その世代だったので、よく利用していました。しかし、2007年ごろ、時代の変化とともに、そしてニーズの変化とともに、ターゲットに求められるブランドでは無くなっていきました。

そこで、リポジショニングを行い、夏や海というイメージから日常に使用してもらうように訴求ポイントを変更し、ターゲットを女子高生に変更しました。

長年継続してきた「海でマリンスポーツの後に汗を拭く20〜30代の男性」から「部活後に好きな男の子に会うために汗を拭く、恋する女子高生」に大転換しました。

調査の結果、「高校生、とりわけ女子高生が制汗剤を使いたがっている」という潜在ニーズを見つけました。

その結果、新たな顧客層を獲得し、ブランド価値を高めることに成功しました。わずか1年で売り上げを低迷期の8倍にまで伸ばしたそうです。

リポジショニングを行う場合は、どの客であれば求めてもらえるのか、また競合他社に勝る市場はどこにあるのかを丁寧に考えていかなければなりません。

感覚的な意思決定ではなく、ブランディングにおいては、不透明な情報を顕在化し、なるべく見える化していくという論理的に進んでいかなければならないこともあるという好事例でした。

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