ブランディングの事例

ブランドやブランディング、ブランド戦略を学ぶためには、具体的事例から学ぶことが楽しくてわかりやすいというのは、筆者自身の経験からです。

これからのシリーズはブランディングの事例を列挙してあなたと共有したいと思います。

・サービスブランディング
・商品ブランディング
・企業ブランディング
・リブランディング
・BtoBブランディング

 

1、スターバックスのブランディング事例

今日は、サービスにおけるブランディングのご紹介をしたいと思います。

スターバックスは、ご存知の通り、シアトルコーヒーを提供するブランドです。スターバックスはブランドアイデンティティとして「人々の心を豊かで活力のあるものにするためにーひとりのお客様、1杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」を掲げてます。

このブランドアイデンティティから読み取れることは、スターバックスの主役は人材であり、コーヒーは顧客の心を豊かにするものであると伝わってきます。

ところで、スターバックスのロゴマークは何度も変わってきました。それは、スターバックスがコーヒーショップから人を豊かにするという事業ドメインをアップデートしたからです。

そこで、スターバックスは人材育成に力を入れ、ブランドを体現するバリスタの育成に力を入れて成功したブランディング事例です。

スターバックスで仕事がしたいという方々はとても多いそうです。その中で厳選された人材のみがアルバイトとして雇用され、40~80時間ほどの教育が行われるそうです。

みなさんがサービス産業であったならば、どんな教育を長い時間をかけて行うでしょうか?

その教育は、スターバックスの歴史や哲学から始まり、コーヒーの知識、接客など、スターバックスの考え方やブランドアイデンティティについてしっかりと落とし込まれるようです。

その方向性の共有こそが、ブランドアイデンティティの共有であり、ブランド戦略となります。

スターバックスは、テレビなどの宣伝広告費は使わずに、PRを中心にブランディングを行ってきました。

それは、従業員やアルバイト一人ひとりがスターバックスらしさを体現し、快適なサードプレイスとして他社が真似できない顧客の体験価値を仕組み化した好事例といえます。

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