オムニモスーク

ブランディングの手ほどき***

10、ブランドパーソナリティについて検討する。

皆さんは、渋谷、銀座、東京と聞いて、それぞれどんなイメージをお持ちになりますか?

優れたブランドは、個性が際立っています。そして、これは大変重要なことです。

ブランドパーソナリティとは、そのブランドが持つ独自の人格のようなものです。タレントでもよく見るタレントほどキャラが立っていると表現されますね。

同様に、ハーレーダビッドソン、ナイキ、ディズニー、スターバックス、コカコーラなど、その個性が際立っていることがよく分かると思います。

ニューヨークのブランディング会社とお話した際も、日本の会社はブランディングだけでなく、ブランドパーソナリティを高めるべきであると言われています。

機能的価値が同等レベルになってきたこの時代、愛されるブランドになるためには、ブランドパーソナリティは必須の条件になります。

顧客の中に企業が理想とするブランドを想起させるためには、一貫した統一した活動を行っていく必要があります。

そのブランドパーソナリティこそがあなたの会社や商品を他社と差別化させる手段となります。

11、ブランドの知覚品質を見直す。

知覚品質とは、顧客が製品やサービスを、代替品と比べた際に知覚できる品質や優位性のことです。顧客が認識している品質のことです。

ブランド・エクイティを構成する要素の1つと言われています。例えば車であれば、知覚品質は、次のような視点で総合的に判断されます。

単に「品質が良い」というイメージを測定するのではありません。

顧客がリストアップした競合ブランドと比較して購買を動機付けるだけの優位性、識別性があるか、その強さやカテゴリーでのリーダーシップ(想起量の順位)を測定します。

知覚品質は購買を決定づける要因であり、プレミアム価格の受容性をも高めます。

事業収益への貢献度が高く、ブランドエクイティの中で最も重要な要素です。

製品の品質を高めるのは製品開発担当部門の仕事になりますが、知覚品質を高めるのはブランディング担当部門の仕事になってきます。

他社と品質の差別化ができなくなってきている業界であれば、ぜひ近く品質を高める戦略を選択することをおすすめします。

12、ブランド連想を設定する。

ブランド連想というのは少し難しく感じる方もいるかも知れません。

平たく言えば、顧客がブランドについてどのように認識し、解釈し、想起しているか、と言うことができます。

アップルと聞いてもりんごを思い浮かべるのではなく、パソコンやスマートフォンなどを販売している会社だと認識し、解釈しているわけです。

そして、例えばアップルストアの前を通りかかった時に、アップルへの印象や感情が生まれてくるわけです。

その連続こそがブランディングにとって大切なことであり、強いブランドであればあるほど、ファンであればあるほどその感情が高まってくるわけです。

顧客があなたのブランドに対して、何の連想も思い浮かぶことがなければ、当然のことながら、感情移入することはなく、価値を感じることもなく、商品を購入することもありません。

つまり、ご指名を受けて選んでいただけることがないということ、つまり集客のための販促活動の費用がかさんでしまい、利益を圧縮してしまうわけです。

もし販促費用が随分とかかっていると考えられるのであれば、あなたの会社や商品のブランドがどのようにブランド連想されているかを考えてみることも大事かもしれません。

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