日本橋高島屋

日本橋高島屋コンシェルジュに学ぶ

昨日貴重な経験をさせていただき、高島屋コンシェルジュの敷田さんとお話させていただくことができました。高島屋は1831年創業で、もともとは近江商人だったそうです。東京という場所で長きにわたる事業の中で、私が肌で感じたことは、百貨店とは出会いが生まれるターミナルのような存在であると思いました。今でこそ情報が溢れ、どこにいてもネットでものが買える世の中ですが、ヒトの温かみや文化というものはその場所にいる人々でしか作ることができないのだと感じました。チケットを頂いた催事は、堀文子さんという画家の追悼展でしたが、とても心を打たれました。

高島屋
http://bit.ly/2JLDxoX

素晴らしさは絵画だけではなく、高島屋とのつながりを想像させるものでした。絵画を見ているときには気づきませんでしたが、こちら(http://bit.ly/2JJaBOl)のページを見ると様々な芸術家が関わってこられています。日本橋高島屋には初めて行った私としては、本当に知的好奇心を刺激する宝のビルのように思えました。

どのような過程があり、このような文化発信の百貨店になったのでしょうか。今すぐにこれという答えを出すことは難しいのですが、多くの芸術家、文豪、ブランド、芸能関係者との人と人との関係性を醸成してきたのではないかと思います。つまり一流の心の人々が美しい人間関係を積み上げてきたのではないかと思います。高島屋は商売の前に人と人との関係性を大切にしてきたのだと思います。高島屋とひとくくりにしていますが、その中の従業員さんとお客様との一つ一つの関係性を想像すると、美しく積み上げられているのではないかと感じさせられます。しかし、敷田さんとのお話の中で私自身が感じたことは、ヒトと人との関係性が変わってきているということ。インターネットで人に合わずに言葉も交わさずに物が購入できて生活できてしまう。その寂しさや孤独感があるからこそ、コンシェルジュという役割が日本橋に訪れる方たちに必要とされているのだとおっしゃっていました。

日本橋高島屋

昨日の出川哲朗さんの内容にも重なってきますが、人を愛し関係性を温かく美しく紡いで行くことができる人が今の世には求められているのだと思います。私たちはもっと大きな視野で人間の関係性を新しい文化にしていくことが必要とされる社会になってきているのではないでしょうか。商売の原点は人です。ブランドもまさに人の手が生み出すもの。今こそ、温かみのある人材ドリブンのブランドづくりが必要なのだと確信しています。

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