社会にどれだけインパクトが与えられるでしょうか

渋沢栄一が日本の1万円の紙幣になったことは、個人的には大変素晴らしいことだと思っています。渋沢栄一は、500社以上の会社の設立に関わっており、第一国立銀行(現みずほ銀行)、東京海上、キリンビールとサッポロビール、東京ガスや帝国ホテルなど、大変活躍されている企業がいらっしゃいます。私がニューヨークに住んでいた際に、高峰譲吉のお墓に2度ほど行く機会があり、その高峰譲吉を海外に行かせたのも渋沢栄一であり、紙幣に選ばれたことは本当に素晴らしいことだと思います。

渋沢栄一と紙幣

渋沢栄一の多大なる功績は本当に素晴らしいものなのですが、ひとまず脇においておいて、注目すべきは情報の出し方で、ブランディングやマーケティングにおいてはそこから学ぶことがあるということです。紙幣は現段階においてはおそらく最強のメディアと考えられるのではないでしょうか(いずれ無くなってしまうものなのかもしれませんが)。渋沢栄一の認知度はおそらく高くなく、新紙幣発表前まではほとんどの方が知らなかったであろうし、津田梅子、北里柴三もほとんど知られていなかったのではないでしょうか。今回、学ぶべき点はまさにココで、多くの企業の商品は世の中に全く知られていないわけです。特にこれだけの情報社会の中で、一つ抜きに出てターゲット顧客に見つけてもらうには相当な労力がかかることでしょう。今回の紙幣刷新のニュースで渋沢栄一はかなりの確率で人々に知られることになりました。実際に紙幣が使われるようになると100%に近い人に認知されると予測できます。もし私がある商品を売りたいと思っているとしたら、今回の社会的インパクトからどこか真似できないかと考えます。

1、紙幣のように世の中にインパクトを与えるメディアはなんだろうか。
2、「渋沢栄一」のように商品を商品をするどく尖らせることはできないだろうか。
3、デザインやコピーライティングでインパクトを作ることはできないか。
4、現行の紙幣が刷新された数十年前に世の中でインパクトを残したキャンペーンはないだろうか。
5、渋沢栄一に便乗できないか。(このブログがまさにそう!)

などなどと参考にできますよね。会社はリソースが限られているかもしれませんが、アイデアは無限と考えれば、まだまだできることはありそうな気がします。今日は世の中にどんなインパクトを強烈に残すことができるかを考えてみました。参考になるかはわかりませんが、私がプロデュースしているカカオとチョコレートのドキュメンタリー映画「Chocoalt Road」は映画館とNetflixというメディアを使って、映像でメッセージを伝えようとしています。そして、チョコレートもメディアとして考えており、平和の象徴にしようと取り組んでいます。実際にプロジェクトを動かして肌で感じることは、手前味噌で恐縮ではありますが、多くの方にインパクトを与えていることは事実であると思います。ただ、メディアとして考えはじめ、行動を起こしてすでに3年以上は経過していますから、力を蓄えて蓄えて蓄えて、一気に放出するインパクトの計画は大事になるかもしれませんね。今日はぜひ社会にインパクトを与えて行くことがブランディングには大事なことだということをお伝えできればと思います。

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